後期の講義は、株式投資の専門実務に近いところまで踏み込んだ内容になります
大きく分けて3つの分野を採り上げます。
その第1は「ファクターモデル」です。株式投資を科学的に行うためには、株式のリターンを形成する要因とその作用のモデル化が欠かせません。
第2の分野は「外国株式への投資」です。現在の日本国内の株式市場は世界の株式市場の10%にも届かない規模ですので、外国株式に目を向けることなしに企業の成長からの果実を十分に享受することはできません。そのためには為替取引の理論を学ぶことが不可欠です。
そして第3の分野はアクティブ運用とパッシブ運用の実務理論です。理論と共に、現実の運用例も見て行きます。
「株式学習ゲーム」は後期でも重要な教材となります。「株式の投資戦略」を意識した模擬売買を通して株式市場のダイナミズムを体験してもらいます。
以下に、2018年の9月~12月の講義に使用した資料を紹介します。このサイトに掲載するに当たって少しアレンジしてあります。
II-1. 後期の講義の概要、株式の投資戦略
II-2. 株式の投資戦略と投資指標
II-3. 投資戦略の実行
II-4. CAPMとファクター・モデル
II-5. ファクター・モデル(2)
II-6. 外国株式投資(1)(外国株式のリターンとリスク)
II-7. 同(2)(為替先物取引と為替レート)
II-8. 同(3)(為替リスクとヘッジ)
II-9. アクティブ運用
II-10. アクティブ運用の実務論
II-11. パッシブ運用
II-12. パッシブ運用の実務論